2007年 白馬杓子岳バックカントリーツアーレポート

BCツアーレポート
2007/5/5

 今シーズン最後のスクールイベントである「白馬杓子岳バックカントリーツアー」の体験レポートをお届けします。

今回は雪不足のため開催時期を早めGWの5月5日に開催。このツアーは真冬の危険度の高い本格的なバックカントリーツアーではなく、バックカントリービギナー向けの安全な春シーズンの日帰りツアーです。

4月には「五竜小遠見コース」も開催され、今期は2度目のツアーとなりました。

さて、8時にHakuba47アクティビティーセンターに集合。受付のあとは乗用車3台に分乗して有名な白馬大雪渓の麓、猿倉(標高1250m)まで車で約30分。途中、コンビニによって十分な飲物と食べ物を調達しました。

01_出発前

 まずは装備の準備。通常のスノーボード用具の他に、必要なBC道具は足元にはスノーシューを履き、両手には伸縮可能なストックを握り、背中にはボード装着可能なザックを抱えます。道具をお持ちでない方は全てレンタルの手配も可能。
 道具の説明や装着が終わったら、全員そろって出発前の「ハイ、チーズ!」。まだまだ、表情には笑顔と余裕が感じられるが・・・

 

02_スノーシュー

スノーシューはこんな風にボードブーツにぴったりフィット。ハードブーツやトレッキングシューズにも対応。初めての場合、歩き方が少しぎこちないけど、慣れると快適。30度位の急斜面でも垂直に登れるんだ!

 

03_講習会

 少し登ったところで、バックカントリー雪崩講習会が始まった。せっかく始まった楽しいツアーなのに、雪崩の 怖~い、怖~い話が・・・。そして雪崩に巻きこまれたらどうするの?アバランチビーコン(電波送受信機)で遭難者の居場所を特定し、ブローブ(ゾンデ棒)で突き刺す?そしてショベルで一気に掘り起こすんだ。以上の工程を10分以内に行わないと窒息死してしまうらしいぞ。

 

04_ガイド竹尾

 今回ガイドをして頂いた、ブルークリフの竹尾氏です。真冬でも週に4~5回は山に登っているらしく、経験豊富で安心できる頼もしい存在。先週末も穂高で雪崩に巻き込まれそうになったとの事。

 

05_登り

 心配されていた天候は快晴。絶好のBC日和。気温はぐんぐん上昇して、10分も登れば汗がにじみ出る程暑い。そして疲れる。目指すは白馬三山の中央峰、白馬杓子岳(標高 2812m)である。

 

06_雪崩

 途中の大きな沢では大きな雪崩(デブリとも言う)の跡がある。通常、登はんするのは雪崩の少ない尾根沿いなのだが、危険な沢を渡るときは一人ずつ間隔をあけて登るのだ。

 

07_急斜面登り

 ここは30度位の急斜面。この時期は全層雪崩の危険があるため、ここも50m位の間隔をあけてゆっくり登ります。一歩、一歩スノーシューのグリップを確かめながらの登はん。決して下部を見ないで下さい。

 

08_ランチタイム

 やっと大斜面を克服。ここまで来たら杓子岳や右隣の白馬岳(しろうまだけ標高2932m)の山頂もあと少し?すでに時間は13時。やっとここで待望のランチタイムだ。だがしかし、私は車の中に「おにぎり」を忘れてきてしまった・・・・。

 

09_ツアー3回目

 つかの間の休憩後、さらに上まで登る事になった。このツアー3回目参加のNさん、Hさんのお二人。ランチ後なので表情にも少し余裕が?

 

10_最後の登り

 さて、大斜面の頂点、大滑走のスタート地点まであと100mだ!最後の力を振り絞って登るのだ。(滑る体力は残しておかないとね)標高2300M位である。

 

11_白馬岳

 白馬岳山頂がすぐそこに見えるぞ。でも標高で500m。ここから私たちのレベルで歩くと5時間以上?いや、きっと滑落&遭難するにちがいない。でも雪質はパウダーみたいなのだ。

 

12_ガイド竹尾の滑降

 さて、待ちに待った大斜面の滑走だ。まずはガイドの竹尾氏が滑ってコースの安全を確かめる。さすがガイドのオフピステ滑走!いけてるじゃん!!

 

13_石原イントラのオフピステ初体験

 一人ずつ安全を確認しての滑り。約500m位をノンストップ滑走だ。石原イントラもオフピステ初体験であった!

 

14_滑走3本目

 滑走3本目。みんな慣れて来たぞ。こんなに苦労して登ったのに、一揆に滑り降りるのはもったいないけど、一気に滑り降りないと面白くないもん!みんなBC初心者なのに滑りは1級品だぜ!!

 

15_林道

 白馬大雪渓の麓に合流。ここから景色が狭くなり、林道をストックを使いながら降りていく。なぜかみんな元気いっぱいになっていたのは驚きだ!

 

16_沢渡り

下山途中の林道には、滑走不可能な沢渡りもあり。

 

17_記念写真-無事下山!!

今回の参加者は13名。バックカントリー初体験は9名。無事全員下山に成功。爽快な疲労感が漂い、充実感と達成感を心に次回は杓子岳山頂まで征服するのだ。と誓う。温泉で疲れを癒そう!!!

 

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